02
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
15
16
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
   

代々木公園から表参道コース

 あの後、ひとしきり眠ったはぐは、モソモソと起き出して、ポンチョの口からちょこんと顔を出した。それはそれは可愛い光景で、隣の若いご夫婦が声を掛けてきた。
 胸元からうさぎがヒョッコリ顔を出してきたのに気付いても、何も言わない日本人。なんだか少し気持ちが悪かった。ペット同伴可の表参道のカフェにいて、うさぎが突然、人の胸元から顔を出す。何等かの反応があってしかりではないのか。
 反応しない、または無視出来るというのなら、それは人間としての感覚が欠落しているとしか思えない。もちろん、動物に興味がない、または苦手という人もいるだろう。しかし、嫌いなら嫌いなりの反応があり、苦手なら苦手なりの反応があるはずだ。無反応ということに、強い違和感を覚えるのだ。
 また、私が喫煙可のカフェを利用しないように、多分、ペット嫌いの人、ペットアレルギーの人は、あの、周囲に比較的空いたカフェがある場所で、わざわざあのカフェにはやって来ないだろう。
 もちろん、これもペット可であることを知らない観光客や、たまたま見付けて、空いているから入った人もいるかもしれないのだが、テラス席にペット連れが多い事を踏まえると、やはり少ない気はする。 
 当然ながら、いくらペット可だとしても、私はマナーをきちんと守っているつもりだ。むやみにはぐを出したりはしないし、出来るだけ周囲に迷惑が掛からないように行動しているつもりだ。なので、あれで配慮が足りないというのなら、ペットを連れている以上、もうどうにもならない。
 あのカフェは、私達にとって貴重な場所だ。はぐの訓練には必要不可欠な場所でもある。
 はぐには、たとえリードが無くても、私から放れないように、また、私に抱かれているか、私が見えるキャリーにいることが、はぐには一番安心だと思い込ませる訓練が必要なのだ。それが、はぐに対して安心感を与える飼い主の役割でもある。
 しかし、その訓練には、逃げようと思ったらいつでも逃げられる場所、だけれど安全で、長時間じっとしていなければならない公共の賑やかな場所が必要となり、それがあのカフェなのだ。

 そういえば、今日は代々木公園で、たまたまではあるが、二回、私とはぐにとってのよい訓練が出来た。一回目は、放したリードがロックされておらず、縮まった持ち手がハーネスにぶら下がり、少し引きずる形ではぐを追い掛けた時だった。
 うさぎは、何かに追われれば、とにかく逃げる。習性だから仕方がない。だから私はパニクり掛けたはぐを落ち着かせるように優しく遠くに行かないように声を掛け、はぐが立ち止まるのを待った。今日は烏が多かったので少し心配だったが、私が焦ったらいい結果は絶対に生まれない事は解っていたので、とにかく落ち着いて対応した。 しかし、何度か歩いて追い付いては、はぐが少し逃げてしまう。私は、烏からはぐを守るために、一定の距離以上は逃げないように、笑顔で優しく声を掛けつつも、絶対に視線を外さないように、はぐの名前を呼び続けた。
 その結果、はぐが安心するように木の根元に誘導し、はぐの背中を木に付けるように正面から抱える事が出来た。後ろが守られる事ではぐも暴れる事なく、落ち着いて私に抱かれていた。ほんの一分程度のチャレンジだった。
 次は、ショルダーに入れる時の失敗の時だった。
 既にリードは外していたが、さっきと同じ要領で、今度はすぐに正面に回り、しゃがんで近寄り、私の指をくるくる回して集中させ、うさパンチをした時に抱き抱えた。
 そして、私の準備不足からバランスを崩させて怖い思いをさせた事に関しては、時間を掛けて、優しく抱きしめて、何度も何度も耳元で謝った。
 落ち着いたはぐは、大人しくショルダーに入ったくれた。抱き抱えるまでは、一分足らずの出来事だった。

 どちらも、私が落ち着いていた事が幸いだった。はぐを外に連れ出せば、これからも色々な事が起き得るだろう。災害時なら、私自身、どれくらい落ち着いて対応できるかは分からない。しかし、私が落ち着かなければ、はぐが落ち着けるはずもないのだ。

 安全な日常での訓練は、はぐを守るための自分の訓練でもあると強く感じた一日だった。
 代々木公園を出た後のはぐの様子は、改めて書くこともないだろう。ショルダーにサポートされた私の腕の中で、いつものように、ぐっすり眠っていた。そして、夜の運動タイムも、いつものように楽しそうに遊んでいた。
短い外出は、はぐのダイエットに一番有効なのかもしれない。
スポンサーサイト

テーマ : うさぎ
ジャンル : ペット

代々木公園から表参道コース

 はぐは私の腕の中で爆睡している。可愛すぎて、どうしようもない。
 せっかくペット同伴可のカフェに入ったのに、まったく出てこようとしない。いつものポンチョのファスナーをそっと下ろして覗くと、薄目状態でお休みモードのはぐが、私の膝の上で微動だにしない。声を掛けると私の顔を見上げるが、すぐに眼を閉じて顔を埋めてしまう。
 これは明らかに安心しきっている状態だ。誰が見ても、馬飼い主の思い込みとは言わないだろう。
 正直、さっきは大失敗をしたと反省している。はぐをショルダーバッグに入れてから被ろうとしたら、マフラーが引っ掛かってうまく行かず、バランスを崩したはぐは自分から飛び降りてしまったのだ。
 幸い、代々木公園の柔らかい土と枯れ葉のクッションの上に飛び降りたが、はぐに怖い思いをさせ、一瞬でもパニクらせてしまったことは否めない。
 ただ、咄嗟に私の肩を乗り越えて飛び降りたはぐの走る様子と、抱っこしてから手足を調べてみたが、幸い骨折した様子は今のところない。
 もし、あの高さから飛び降りたはぐが本当に怪我をしていなければ、それは生後二ヶ月過ぎに家にやって来てから、狭い私の部屋の中を、上から下へと毎日、走り回っているからなのだろう。
 うさぎは予想以上に丈夫だ。確かに、内科的、精神的な病気や問題には振り回された二年間だったが、外科的なトラブルといえば、爪を引っ掛けて大出血した位で、いずれも大事には至らなかった。

テーマ : うさぎ
ジャンル : ペット

2012/02/18

 今日はものすごく良いお天気だが、最高気温が五度だという。それでも、午後の最高気温の時を目指して、思い切って代々木公園に行く事にした。はぐが、ちょうどお昼過ぎにトイレを済ませた事も後押しした。
 果たして、うさぎを散歩に連れて行かなければならないのか。答えはNOだ。それでは、なぜ私がはぐを散歩に連れていく事になったのか。それは、散歩に連れて行く必要はないが、連れて行く意味を見付けたからだった。
 はぐの体重増加に伴い、出来る限りの対策を練ってきた。心を鬼にして、ただでさえ少ないおやつの減量と、室内での遊び方の工夫等、すぐに出来る対応はしてきた。その甲斐あって、一時は二十グラムの減量に成功したが、冬本番になった今、はぐの体重は増加の一途を辿り始めた。
 避妊手術の後の食滞で、はぐは数ヶ月、療養生活を送っていた。完全復活したのは、晩秋に差し掛かった頃だった。抱っこした時に、明らかにずっしりとしていたので覚悟はしていたが、定期健康チェックの時に1.7キロと数字で伝えられると、さすがにショックだった。ペットの体重管理は百パーセント飼い主の仕事だ。ペット自身に食べ過ぎたとか、少しはダイエットしなきゃとかの気持ちがない限り、飼い主がコントロールして与えるしかないのだ。
 私はものすごく悩んだ。草食動物であるうさぎのダイエットには、果たしてどうすることが有効なのか。
 元々、おやつを利用してしつけをしたり、コミュニケーションを取ったりはしない主義だったので、人の話を聞く限り、はぐのおやつの量はかなり少ないように思われた。
 夜の運動タイムの楽しみであるほんの少しのおやつを、さらに少し減らしてみた。途端にはぐは減らされたことに気付き、私の所にやって来て、「もっとちょうだい」とつっついてきた。でも、私は心を鬼にして「ダメだよ」と言うと、食器を倒したり、私に八つ当たりをするようになった。まぁ、八つ当たりといってもせいぜいブゥブゥ言いながらうさパンチをしてくるくらいだが、はぐがイライラしている事だけはよく分かった。
 他に出来る事と言えば、運動タイムを増やすことくらいだが、既に二時間以上を取っているのだから、どんなに動き回っていても、部屋の中の運動なんかたかが知れているということだ。つまり、残されたダイエットは、他の場所での運動という事しかない。
 しかし、いくら安全といえども、年に数回のラビットランに頼っても成果は出ない。そこで、近場で、安全で、かつ静かな場所を見付けて、とにかくはぐに動いてもらって、動けるデブを目指してもらおうと考えた。
 ついでに、神経質で環境の変化によるストレスに弱いはぐを、肉体を鍛えるだけではなく、精神的強い子に成長させようと考えたわけだ。

テーマ : うさぎ
ジャンル : ペット

2012/02/17

 今朝もはぐは掃除が終わったらトイレに即行だった。
 そういえば、昨晩も、遊んでいる最中から何度かケージの中を覗いては考えているような仕草を見せていた。それでも遊びたい気持ちが強いらしく、なかなか戻ろうとしなかったが、たっぷり遊んでから促したら、素直にケージに戻って、そのままトイレに座って用を足していた。 
 せっかくいい子に育ってくれたのだから、私も、いくらはぐが運動中にケージに戻っても、切り上げて扉を閉めるようなことは決してしない。
 はぐが自分で考えて、トイレに行きたいときにはトイレに行って、また遊びに戻る。疑い無く行動を選べることこそが、はぐがさらにいい子に成長していく条件になると考えている。

 夜になると、はぐの欠伸の回数が激増する。特に、私が部屋に戻る度にちっちゃい怪獣みたいなピンク色の口をあんぐりと開けて、大袈裟なくらいに伸びるので、それは、私に「まだ遊ばないの~、暇だよ~」とアピールしていると思われる。

テーマ : うさぎ
ジャンル : ペット

2012/02/17

 はぐとの生活を本にしたいと思った。

 私とはぐはかなりいい関係だ。私とコロが最高のパートナーだったように、私とはぐも最高のパートナーになってきた。
 以前はここまでは自信が無かったが、数々のトラブルを一人と一羽で乗り越えてきたからこそ、そう思えるようになったのだと思う。それでも、はぐと暮らし始めてまだ二年ちょっとしか経っていないのだから、まだまだたいした苦労はしていないのかもしれない。
 これから、まだまだ数え切れないほどの試練を一人と一羽で乗り越えていかなければならないだろうが、たった二年ちょっとであっても、このタイミングで振り返り、記録しておくことが重要な気がする。
 私は絵が苦手だが、やはり絵は必須だろう。うさぎの観察には根気がいるし、眼に焼き付けようとすると、つい写真撮影が疎かになってしまう。 うさぎの動きのすべてを撮影することは不可能なので、やはり絵が必要なのだ。
 簡易にうさぎを表現する技法を身につける必要があるだろうが、はぐとの毎日を、何かある毎に日記形式で記録しておく必要はあるだろう。今までもそうしてきたが、今まで以上にそうしなければならないだろう。

テーマ : うさぎ
ジャンル : ペット

2012/02/14

 はぐは、本当にいい子に育ってくれたと思う。悪戯っ子で甘えん坊だけれど、やるべき事はきちんとしてくれるお利口さんだ。
 今朝のお掃除の時も、一度はケージから出たものの、オシッコしたくなったらしく、いつものように遊び回らず、近くで待っていてくれた。私が、「はぐ、お掃除終わったよ」と言うと、一目散にケージに戻り、トイレに座ってオシッコをした。
 なんていい子なんだろう。そんな健気なはぐを眼にする度に、私はうさぎの利口さを、世間に伝えなければならないと思ってしまう。
 
 最近のはぐはとても穏やかで、穴掘り行動やカーテンの裏に隠れる時間も激減した。それだけ、リラックスした中で生活しているということなのだろう。そのかわりに、いつも私の周りをうろちょろしてはつっついたり、手を掛けたりしてナデナデ催促をする。そして、一度、ナデナデが始まるときりがない。
 たまにくすぐったくなったりするのか、うさぎらしく顔を洗ったりもするが、またすぐに催促をしてくる。前なら、くすぐったくなったら、それからしばらくは一人遊びをしていた。
 ナデナデ催促があまりに頻繁で、しかもあまりにその仕草が可愛いので、時々、わざと無視してみると、痺れを切らして脇腹を甘噛みしてきたりもする。それはかなりくすぐったいので、私は観念してはぐをナデナデするしかない。
 以前は、こんな日が続いても、ちょっとした出来事でピリピリしたりもしていたが、今は長時間外出しても、身体的な疲れが取れさえすれば、いつものようにマッタリしてくれる。
 今は、とてもよい方向に進んでいるように思う。以前のように、多分、もう大丈夫だろうけれど、一か八か……ということはなく、私も大きな自信の中で、毎日、はぐと接する事ができている。

テーマ : うさぎ
ジャンル : ペット

2012/02/13

 最近は、はぐと外出をした時に出来るだけキャリーから出してあげて、抱っこをするように心掛けている。以前なら、それが良いことなのか悪いことなのか、すぐに判断出来なかったが、今なら分かる。
 そもそも、はぐを連れての外出などいいわけがない。それでも、昨年のような震災の可能性等を考えると、実際にそうなった時にいきなり連れ出して大きなストレスを一気に与えるよりは、少しずつストレス環境に慣らしておく必要があると考える。
 ただでさえ、ストレスに弱いはぐにとって、外出は拷問のようなものだったのだろう。大好きな安全地帯である場所から連れ出される恐怖とでもいうのだろうか。
 また、連れ出す時に時間が掛かるほどストレスは大きくなり、やがてトラウマとなったキャリーに移されることへの恐怖は、抵抗するという条件反射となって現れた。だから、今では抵抗されても一発でキャリーに移すように私も努力している。
 しかし、いったんキャリーに入ってしまえば、はぐは諦め、自分なりにストレス発散をしたり、私にナデナデの催促をしたりしてやり過ごせるようになったようだ。それだけでも彼女の精神的な成長が感じられるが、それでもストレスは少ないに越した事はない。
 出掛けた後のはぐはといえば、これが意外な程にいい子なので、私としても大変助かっている。ずっとイライラしていたり、ピリピリしているようでは、いくら訓練の一貫だといっても、動物虐待にも成り兼ねない。
 しかし、最近のはぐは、訓練のお陰なのか、キャリーから乗り出して外を眺めたり、私に抱っこをねだったり、お出かけタイムを楽しんでいるようにさえ見える。
 もちろん、これは本兎に聞いた訳ではないので推測でしかないが、帰宅してからの様子を観察していても、のんびりしている時間に移動しているのは事実なので身体的に疲れている様子は多少伺えるが、決してストレスが溜まりまくっているようには見えない。

 外出先での最近のはぐは、私に抱っこさえされていれば大人しい。お気に入りの体勢になった後は、じっと動かず、うとうとしていることも多い。そんな時、私はいつも以上にはぐを愛おしく感じる。外出先では、私の腕の中が安全地帯ということなのか。

テーマ : うさぎ
ジャンル : ペット

2012/02/12

 昨日のお出掛けの時、スリングうとうとしていたはぐの事を先生に聞いてみた。
 状況から考えると、私の腕の中を安全地帯だと感じているのではないかという事だった。それは、キャリーに入っての移動は何時間くらいだとか、帰ってからの様子はどうだったか等のいくつかの質問から先生が導き出した、とりあえずの結論だ。
 もちろん、一方的な私の答えに従ったものなので、私も、もう少し詳しく振り返ったり、次回の観察を念入りにする必要はあるだろう。でも、もし本当にはぐが、私の腕の中を安全地帯だと感じてくれていたのなら、本当に嬉しい。
 間違いなく、はぐは私が大好きだ。二人きりの生活なのだから、よほどの事がない限り、世話をしてくれる私を嫌いになるはずはないが。
 私はいつもはぐの事を考えている。はぐが毎日、少しでも機嫌良く、元気でいてくれる事だけを考えて生活している。それがはぐに伝わっているかどうかは分からないが、私がはぐの事を大好きな事だけは伝わっていると信じている。

テーマ : うさぎ
ジャンル : ペット

プロフィール

へたうま

Author:へたうま
夢はうさ飼いさんが集うカフェをオープンすること。少し前まで「へたうま英国人」、今はすっかり「へたうまうさ飼い」気分の筆者が、まんまるうさぎのはぐとの日常を綴りながらも、多分、何でもかんでもうさぎに関連させて趣味に走る気がするブログ……

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

最新記事

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR